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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年2月27日 (火)

あれが阿多多羅山 あの光るのが阿武隈川

今年も 3・11 が近づいてきました。

行ったことはなくても、この時期になると浮かんでくる光景。それは、福島県二本松市の豊かな自然です。

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画像出典 http://www.wonderfulfukushima.com/blog-entry-289.html


あれが阿多多羅山
あの光るのが阿武隈川

ここはあなたの生れたふるさと


あの小さな白壁の点点があなたのうちの酒庫
それでは足をのびのびと投げ出して


このがらんと晴れ渡つた北国

木の香に
満ちた空気を吸はう

あなたそのもののやうなこのひいやりと快い
すんなりと弾力ある雰囲気に肌を洗はう

私は又あした遠く去る
あの無頼の都、混沌たる愛憎の渦の中へ
私の恐れる、しかも執着深いあの人間喜劇のただ中へ

高村光太郎 智恵子抄 「樹下の二人より

※阿多多羅山(あたたらやま) 阿武隈川(あぶくまがわ)

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汚染された自然が一日も早く元に戻るよう願いを込めて書きました。

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