小説家になった友人
長い付き合いの友人が本を出しました。
銀行マンの彼はクラシック音楽が好きで、よくコンサートに出掛け、ピアノを習い、合唱団にも入って、趣味の音楽を楽しんでいました。
その彼にまさか文才があるとは知りませんでした。
退職後に彼が書いた小説とは ──
「望郷にあるものは」 吉田昭雄著 (文芸社 2018・1・15発行 1200円+税)
ユダヤの民は日本を目指す・・・
真実は
悠久の時を超えて──
今まで光が当たらなかった 「日ユ同祖論」 を軸に、壮大な歴史を多角的に検証し、ロマン溢れる小説を書き上げた著者に敬意を表して読ませてもらいました。
この小説に貫かれている 「人間愛」 と 「平和への希求」 は、同朋である人類の共通のテーマです。 その意味で、杉原千畝の命のビザのくだりは感動的で胸が熱くなりました。
望郷にあるものは・・・ 何だったのでしょう? 是非小説を読んでみて下さい。
明日は、オペラ「人道の桜」を観に行きますが、その前にこの小説に出会えたことは幸運でした。オペラの感想はあらためてアップいたします。
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