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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2017年11月19日 (日)

国果と子規の句

言うまでもなく、日本の国旗は「日の丸」。 国歌は「君が代」です。

法制化されていませんが、日本の国花は 「さくら」 と 「菊」 です。

では、日本の国果(果物)は何でしょう?

答えは 「柿」 です!

調べてみると、日本を代表する懐石料理人の辻嘉一氏(京都生まれ・1988年11月17日没)が、日本を代表する国果(果物)は 「柿」 であると、新聞に載せたことが発端のようです。

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柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺      正岡子規

「子規は柿が大好物であったようで、たくさんの柿の句を詠んでいます。
奈良旅行においても、「柿食へば・・・」のほかに、柿の句が詠まれています。

柿落ちて犬吠ゆる奈良の横町かな
渋柿やあら壁つづく奈良の町
晩鐘や寺の熟柿の落つる音
柿赤く稲田みのれり塀の内

明治35年9月19日、果物好き、柿好きの子規は、その年の柿を口にすることなく35歳の短い生涯を終えました。」 
(奈良県ホームページより転記)

この季節は町に 「柿」 があふれています。日本を代表する国果 「柿」 を食べながら、子規の心情に触れて秋の夜長を過ごしたいものです。

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