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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2017年8月17日 (木)

天空のフルサト、隠れ里を訪ねる

標高600メートルの高原の町「恵那市飯地町」を訪れました。町のパンフレットには 「天空のフルサト」 としてあります。

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この地区に古くからある伊東家は、関ヶ原の戦いで、一族の生き残りを計るため肉親が東軍、西軍に分かれて戦い、敗者が飯地地区に隠棲したことがルーツとなっています。

大名家が一族の存続を掛けて敵味方になることは、昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」でも見られましたが、戦国時代では究極の生き残り策だった訳です。 伊東家はその後14代にわたって続き、現在の当主は伊東祐朔氏。

この豊臣方の隠れ里で 「伊東家の宝物展」 があり、歴史を学ぶ貴重な機会を得ました。屋敷内には国宝級の掛け軸や日本画、刀剣などが展示され、歴史学者や古文書の専門家など多くの人が詰めかけていました。

ご当主と縁のある、中国の書家・画家の呉越氏による絵画の実演もあり、人里離れた山間の地は終日文化の香りで包まれました。

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百日紅の花を描く呉越氏 見事な出来栄えに歓声が上がりました。

この展覧会にお誘いいただいた先輩諸氏に感謝して帰路に着きました。久しぶりに見た夕陽がとても綺麗でした。

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