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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2017年6月 6日 (火)

6月6日に思う

6月6日は、「楽器の日」 です。

世阿弥の著書 「風姿花伝(ふうしかでん)」 には、「能は、満6歳の6月6日に始めると良い。」 とされ、古来より習い事は6月6日に始めると上達すると言われてきました。

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したがって、6月6日は 「お稽古の日」、「邦楽の日」、「いけばなの日」にもなっています。

※詳しくは、当ブログ記事 「6歳6月6日」 をご覧ください。


実際、6月は梅雨の時期にも入ります。やはり戸外で遊べない分、習い事に精を出すというのは理にかなっているのではないでしょうか。


■ しかし、6月6日は分かりますが・・・

「6歳から習い事を始める」 というのは少し遅いような気もします。世阿弥の生きた室町時代と今日では社会のスピードが違うからです。

史上最年少でベスト8入りした張本選手(13)は、2歳から卓球を始めました。

現在20連勝中の最年少プロ棋士 藤井四段(14)は、5歳から将棋を始めたそうです。

ピアニストの小林愛実さんは、3歳からピアノを始めています。

もちろん、何でも早ければ良いという訳ではありません。スポーツも音楽もバレエなども、すべてその習い事に一番適した時期があると思います。子どもの能力に合った時期があるはずです。

その時期を見極めてタイミング良く習い事を始めることがとても重要です。


■ ただ、6歳から習い事を始めた例もありました・・・

最近の国際コンクールのニュースとして、ブリュッセルで開かれた エリザベート王妃国際音楽コンクールのチェロ部門で、岡本侑也さんが堂々の2位に入賞したとのことです。

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写真 ジャパンアーツサイトより

岡本さん(22)がチェロを始めた年齢は6歳だったそうです。

チェロはヴァイオリンなどに比べ大きい楽器です。やはり子供の体格に合わせて始めるには、6歳がちょうど良かったかも知れません。益々のご活躍を祈ります。


このように、習い事を始める年齢はマチマチですが、習う以上は立派に上達して、その道を極めてほしいものです。   

                               6月6日の夜に  壺中日月長

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