文化はつながっている
痩(やせ)蛙まけるな一茶これにあり 一茶
今から200年前(文化3年)の今日(4月20日)、俳人 小林一茶が読んだ有名な句です。偶然、書のカルチャー教室で習いました。
TBSテレビ 「プレバト!!」 で、ちょっとした俳句ブームが到来しているようですが、この句の季語は蛙(かえる)で、季節は春です。
春に因んだ歌も習いました。歌人 与謝野晶子の代表作です。
清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな美しき 晶子(乱れ髪)
与謝野晶子の処女歌集 「みだれ髪」 は、歌壇に女流歌人としての名声を確立する第一歩となりました。
古都の風情の中、作者の高揚感がよく伝わります。
書を習うことで、必然的に俳句や和歌を勉強することになります。日本の文化はつながっていることを実感する毎日です。
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