忘れがたき故郷 3・11 ドミンゴの歌声
東日本大震災から6年、あらためて被災された方々にお見舞い申し上げます。
この日が近づくと思い出すエピソードの一つですが・・・
2011年、海外からの演奏家が来日をキャンセルする中、テノール歌手プラシド・ドミンゴ氏は来日を果たしました。
震災から1か月後の4月10日NHKホールの公演で、ドミンゴ氏は唱歌 「ふるさと」 を日本語で歌ったのです。それはとても感動的な出来事でした。
客席には涙ぐみ人もいました。 そして、ドミンゴさんと共演していたソプラノ歌手のヴァージニアさんも泣いていたのです。その時の映像がこれです。↓
放射線量が高く、政府が帰宅困難区域としている対象住民は9000世帯24000人(平成28年7月12日現在)、今なお避難生活をしている方は123000人(平成29年2月28日現在 復興庁)。
忘れがたき故郷に戻れる日はいつ来るのでしょうか。
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて、
忘れがたき 故郷(ふるさと)
如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷 高野辰之作詞・岡野貞一作曲 文部省唱歌
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