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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2017年3月 1日 (水)

一寸先は光

ある病院の待合室でパラパラと読んだ 「家の光3月号」。 JAグループが出版している雑誌のようです。普段読むことはありませんが・・・

3

記事の一つ、「坂村真民 魂のことば」 に、少なからず感銘を受けました。 

鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ

怒涛の海を
飛びゆく鳥のように
混沌の世を
生きねばならぬ

鳥は本能的に
暗黒を突破すれば
光明の島に着くことを
知っている

そのように人も
一寸先は
闇ではなく
光であることを
知らねばならぬ

新しい年を迎えた日の朝
わたしに与えられた命題

鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ            
坂村真民の詩「鳥は飛ばねばならぬ」

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一寸先は闇だと思っていましたが、「一寸先は光」 だというのです。

怒涛の海を越え、混迷の世を生きるのが人のさだめですが、「暗黒の先には必ず光がある」 というのです。誰もが勇気づけられる詩です。

人生はどうしてもネガティブに考えがちですが、一寸先に光があると信じて 「力強く今を生きる」 ことの大切さを、この詩から学ばせていただきました。


※坂村真民
(さかむら しんみん、1909年1月6日 - 2006年12月11日)は、日本の仏教詩人。一遍の生き方に共感し、癒しの詩人と言われる。

毎朝1時に起床し、近くの重信川で未明の中祈りをささげるのが日課であった。詩は解りやすい物が多く、小学生から財界人にまで愛された。特に「念ずれば花ひらく」は多くの人に共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられている。 (Wikipedia)

詩人 坂村真民は、2006年に97才で永眠されました。

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