茶話会で戴いたもの(2)
書のサークルで、恒例の新年茶話会が行われました。
茶話会とは、仲間が集まってお茶とお菓子などで歓談する会のことで、いわゆる 「ティーパーティ」 です。 私たちの会ではお弁当もいただきます。
その際、尊敬する師匠から戴いた色紙を自宅に飾ってみました。
美しき眉をひそめて朝寝かな 虚子
朝の陽ざしが部屋に入って眩しそうに眉をひそめる(眉間にしわを寄せる)夫人の姿を詠んだ一句でしょうか。虚子の奥様(糸子夫人)はきっと美人だったのでしょう。艶っぽさを感じます。
余談ですが、俳人 高浜虚子の次男が、作曲家の池内 友次郎(いけのうち ともじろう)氏です。日本人として初めてパリ音楽院に留学し、日本の音楽教育に大きな足跡を残しました。 ピアニストの遠藤郁子氏は、友次郎氏の元妻です。
■ 御礼 この記事で、当ブログ開設以来1000回目の投稿になりました。謹んで皆様に御礼申し上げます。今後も日々精進を重ね、より一層充実した内容に努めます。引き続きお引き立てお願いいたします。 壺中日月長拝
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