蔵開き ミニコンサートと和傘アート展
■ 蔵開きミニコンサート
創業245年、美濃市小坂酒造場で行われた蔵開きのミニコンサートに出掛けました。昨年に続き2回目です。
今回は、ヴァイオリンの苅谷なつみさんによる親しみのある名曲コンサートで、クライスラー、葉加瀬太郎の小品を始め、NHK大河ドラマ真田丸のテーマ音楽、そしてパガニーニ24のカプリースなどが演奏され、盛んな拍手が送られました。
艶やかな和服姿で登場した苅谷さんは、この2月からNHKで放送予定のドラマ 「火花」 (又吉直樹作 芥川賞作品) に、ヴァイオリニストとして出演されるそうです。ご活躍を祈念します。
※2017年2月26日(日)スタート【総合】(連続10回)毎週日曜 よる11時~
■ アート和傘・美濃展
2014年、ユネスコ無形文化遺産に登録された‟本美農紙”の本場にある 「美濃和紙の里会館」 で開催中の、アート和傘・美濃展 を鑑賞してきました。
この展覧会は、伝統工芸の和傘に8人のクリエーターが絵付けした創作アート展です。個性あふれる美しい作品に心を奪われるほどでした。ここで紹介できないのが残念です。
そうそう、肝心の蔵開きの地酒を味わうことが出来ました。朝しぼりたての地酒です。甘酒も、焼いた酒粕も、蒸したての酒まんじゅうも戴きました。
尚、この酒造場の代表的地酒 「百春」 (ひゃくしゅん)は、お酒を楽しみながら健康で百度目の春を迎えられますようにと、祈りを込めて命名されたとのこと。
ラベルの書体は日本画家で俳人の 川端龍子(かわばた りゅうし)の揮毫だそうです。
川端龍子は、百春の円やかな味わいと「百春」 という名前が大変気に入って、書を小坂酒造場に贈ったと云われています。
« 蟻は左足の2本目から歩き出す | トップページ | 広がる冬空 »
「音楽」カテゴリの記事
- 知られざる名曲 第278回 ノクターン9番 / フィールド (2024.12.03)
- 知られざる名曲 第277回 ラルゴ / ヴェラチーニ(2024.11.29)
- 知られざる名曲 第276回 ラドロー / ジェームズ・ホーナー(2024.11.24)
- 知られざる名曲 第275回 ロマンス (遺作) / スクリャービン(2024.11.22)