いつからこんな日本に
スーパーで買ってきた国産の 「たつくり」。 どこでも売っている正月用の食品です。
安全なのは結構ですが、あまりいい気持がしません。
いつから、こんな世の中になったのでしょう。
他にもあるようです。
確かに風評被害もあるでしょうが、やはり食の安全は最優先されるべきです。今後も食品の放射性物質は厳しく検査されることになるでしょう。
安全のためには気分が悪くても甘受しなければなりません。
さて12月9日、経済産業省の 「東京電力改革・1F(福島第1原発)問題委員会」 は、原発の廃炉や賠償、除染などの費用の総額が21兆5000億円にのぼるという試算を発表しました。
この額は、従来の合計11兆円という見積もりの2倍以上です。
日本では、当初の見積もりが倍増するのは当たり前になってしまいました。原発事故も東京オリンピックもすべてそうです。
多くは税金として国民に転嫁されます。それでも国民は怒りません。だからやりたい放題とは言いませんが、あまりにずさんです。
人災だった原発事故の責任の所在が曖昧のまま費用だけが倍増し、まだ放射能に怯える生活を余儀なくされる日本の現実。
そして、つまずいてばかりの 「傷だらけの東京オリンピック」。
いつからこんな日本になってしまったのでしょうか。
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