月と、柿の葉
知人に勧められて、月を見ることに・・・
気温3度、寒さが身に沁みます。それでも冬の月はきれいです。
月から ひらり 柿の葉 山頭火(さんとうか) 昭和11年(1936)作者54歳の句
作者は、或る夜 「柿の木」 の向こうに月を見つけました。
その時、スローモーションのように 「柿の葉っぱ」 が地面に落ちていきました。
ひらり~ ひらりと 。
それはまるでお月様から落ちてきたように見えたのです。
後になって、山頭火を慕う句友たちが 「柿の会」 を結成しています。山頭火と柿は縁があったようです。山頭火はこの句を作ったおよそ4年後、57歳で亡くなりました。
※「柿落葉」は冬の季語です。
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