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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年12月16日 (金)

月と、柿の葉

知人に勧められて、月を見ることに・・・

気温3度、寒さが身に沁みます。それでも冬の月はきれいです。


月から ひらり 柿の葉     
山頭火(さんとうか) 昭和11年(1936)作者54歳の句

作者は、或る夜 「柿の木」 の向こうに月を見つけました。

その時、スローモーションのように 「柿の葉っぱ」 が地面に落ちていきました。

ひらり~ ひらりと 。 

それはまるでお月様から落ちてきたように見えたのです。

1931
画像は「木曽路の里だより」より

1

また一枚、ひらひらと~ とても静かな夜でした・・・


後になって、山頭火を慕う句友たちが 「柿の会」 を結成しています。山頭火と柿は縁があったようです。山頭火はこの句を作ったおよそ4年後、57歳で亡くなりました。

※「柿落葉」は冬の季語です。

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