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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年12月 6日 (火)

24 Capricci Ilya Gringolts, violin

パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールに史上最年少の16歳で優勝した ロシア生まれのヴァイオリニスト イリア・グリンゴルツを聴く機会に恵まれました。 ( 2016・12・3 NBKコンサートホール)

技巧に富んだパガニーニの 「24のカプリース」 を、この神がかり的な名手 グリンゴルツがどう表現するのか大変興味をもって出掛けました。東京公演はソールドアウト
(sold-out)
    
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実に変幻自在、こんなに表情に富んだパガニーニは初めて聴きました。

始めはややテンションが低いように感じましたが、これも類稀な音楽的センスの表れでしょうか。インスピレーションに満ち、一音一音が躍動して変化し続けます。

技巧を駆使しながら、深い音楽性を表現し、豊かで刺激的なアプローチを試み、かつてないカプリース(奇想曲)がホールに響きました。

当夜の使用楽器は、1742-43年製のグァルネリ・デル・ジェスとのこと、以前はストラディヴァリウスでしたが、名手の手元には名器が渡るというのは本当でした。

地方でこのようなコンサートが聴ける幸せ。この場を借りて主催者に感謝申し上げます。




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