読めて楽しい書展/心に響く余韻
今年で6回目という書展 「読めて楽しい書展」 (調墨会主催)に出掛けました。 (2016・11・5~8)
一般的に、書展で見る作品の多くは漢字で書かれていますが、やはり難しい漢字ばかりで読むことが出来ません。 したがって意味も分かず作品を見ることになります。
調和体(漢字、仮名まじり書)で書かれた今回の書展は、誰にでも楽しく 「書」 を味わってもらおうと、年に一回開かれています。
特にこの書展は、一流の書道家の作品を集めたもので、会場には多くの愛好家が訪れていました。
地元紙(中日新聞)記事より 中電パレットホール
プログラムにも、「出品者全員が各々選んだ詩文の魂を少しでも書作品に反映すべく努力いたしました。」 とありましたが、一つ一つの作品から発せられるメッセージが伝わってきて心に素晴らしい余韻を残しました。
夏目漱石生誕150年にちなんだ展示コーナーもあり、書の世界の多様な広がりと奥行きをあらためて感じ、調和体の魅力に引き込まれた一日でした。
« 現代アートの殿堂を体感する | トップページ | 格調高い料理とは/ほのりん男の料理 »
「趣味」カテゴリの記事
- 書を再開しました(2023.05.14)
- 名画との出会い「鏑木清方展」(2022.07.11)
- 己書 / お地蔵さんを書く(2022.04.10)
- 知られざる名曲 第115回 風に託そう私の歌/ フランコ・ビクシオ(2022.01.10)