天使がくれた贈り物
書家 金澤翔子さんの席上揮毫(せきじょう きごう)と、お母様の泰子さんの講演会に出掛けました。 (2016・11・6 笠松中央公民館)
※ 席上揮毫とは、大衆の前で筆をふるって字を書くことです。
その力強い書は、 「共に生きる」 。 ↓

演題は、「天使がくれた贈り物」 ~ダウン症の娘と共に生きて~
30年前、翔子さんがダウン症と分かった時から、泰子さんは日記を始めましたが、その最初に 「今日、私は世界で一番悲しい母親だろうと」 と記したそうです。
しかし、翔子さんには特別な能力がありました。 魂の純度が高く私利私欲がない、考えられないほど他者に優しい、生き方が素晴らしく幸せを呼ぶ、といったことです。
華厳経の中にある 「唯心偈(ゆいしんげ)」 という教えの通り、翔子さんの浄化された心は、現実の世界に次々と奇跡を起こしました。
翔子さんは、宇宙の本当の真実とつながっているのではないか、とお母様は思われたそうです。本当の世界とは、「平和」 と 「調和」 と 「愛」 が満ち満ちている世界です。
本当の世界とつながっている翔子さんの、その後の活躍は枚挙にいとまがありません。
NHK大河ドラマの題字を書いたり、京都建仁寺の風神雷神屏風(国宝 複製展示)と同室に、翔子さんの書「風神雷神」が展示されたり etc 、美術館も五か所になりました。
そして昨年、NYの国連本部で開かれた「世界ダウン症の日記念会議」 で立派にスピーチする翔子さんを見てお母様は、「私は世界で一番幸せな母親だ」 と思い、涙が止まらなかったそうです。
泰子さんは、「闇の中に光がある」 そして、「生きていれば絶望はない」 と、静かに語って、この日の講演は終わりました。
天使がくれたお母様への贈り物は、翔子さんだったのです。また、本当の世界につながっている翔子さんの幸運は、天使の贈り物であったともいえます。
そして翔子さんもまた天使となって、お母様に 「世界一の幸せ」 をプレゼントしてくれたのではないでしょうか。
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