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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年8月12日 (金)

浩然の気を養う

地元の音楽界をけん引してきた大先輩と、時々日帰り温泉に出掛けています。

今日もまた、35℃を超える街中から逃げるようにして、山あいの温泉をめざし車を走らせました。

渓流沿いの道中は、キャンプ場が点在し、川遊びやバーベキューを楽しむ家族連れなどで混雑していましたが、市内から1時間半ほどで目的地に着きました。

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明らかに空気が澄んでいます。 悠々自適(湯々自適)。大自然の恵みに感謝して湯につかりました。

その時、先輩から教えてもらった言葉が、

深山幽谷、「浩然(こうぜん)の気を養う」 という中国(孟子)の故事でした。


「浩然の気」 は、天地にみなぎっている万物の生命力や活力の源となる気をいいます。

「浩然の気を養う」 とは、俗世の煩わしさから解放され、天地の生命力を得て、大らかでのびのびとした気持ちをつちかうことだそうです。


「生きてきてよかった。」 という先輩の言葉に、私もまた 「ありがとうございました。」 と心の中で手を合わせていました。 いつまでもお元気で・・・

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