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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年8月 6日 (土)

音楽から見た リオ五輪開会式は 「サンバ」 一色だった

開会式のオープニング映像では、バックに早速 ボサノバ音楽が流れていましたが、次のカウントダウンのシーンでは、サンバの名曲 「ブラジルの水彩画 Aquarela do Brasil」 が使われていました。

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ブラジル国歌は、円形のステージ上で、ギターを手にした パウリーニョ・ダ・ヴィオラ氏と9人の弦楽奏者によって演奏され、国旗が掲揚されました。 アレンジが見事で、意外なほど静かで優しい国歌斉唱でした。

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世界的な映画監督 フェルナンド・メイレレス氏が演出した開会式は、ブラジルの歴史を壮大に描きます。 途中、リオデジャネイロの夜景がきれいな飛行シーンでは 「飛行機からのサンバ Samba do Aviao」 がインストルメンタルで流れます。

そして、日本でもお馴染みの 「イパネマの娘」 が、作曲者 トム・ジョビンの孫のダニエル・ジョビン氏のピアノ弾き歌いで演奏されました。

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プロジェクターが多彩で動きのある映像を映し出す頃から、次第に音楽はサンバ中心になっていきます。セルジオ・メンデスのヒット曲 「パイス・トロピカル」 が、 ジョルジ・ベンジョール氏とヘジーナ・カゼー氏によって歌われると、ステージと客席が一体となって踊り出しました。

開会式のメイン、選手入場は、もちろんサンバ音楽が中心でした。207か国(国と地域)の入場行進は2時間余りに及びましたが、その間ずっとサンバです。

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最後に開催国ブラジルの大選手団が、サンバ 「ブラジル」 の音楽をバックに陽気に登場すると会場は興奮の渦に。その楽しさが茶の間にも伝わる開会式ですが、やや騒々しい感もありました。

カルロス・ヌズマン大会組織委会長と、トーマス・バッハIOC会長の長い話が終わると、オリンピック旗が入場し、スラム街ファベーラ出身の子供たち40名によってオリンピック賛歌が歌われました。清らかな歌声でした。

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画像はNHK TV画面より

宣誓の後は、ブラジルの歌姫 アニッタさんや、 歌手ジルベルト・ジルさん、カエターノヴェローゾ さん3人が歌う中、12のサンバチームが入場して、まさにスタジアム全体が 「リオのカーニバル」 状態でした。

そして、聖火の点灯でクライマックスを迎え、花火の音と光が会場を包み、大歓声のうちに開会式は終わりました。

◆参考 当ブログ リオ五輪/ブラジルを知ろう

            音楽から見た ソチ五輪開会式

            音楽から見た ソチ五輪閉会式

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