俳句で涼をとる
ニュースによると、先週1週間に熱中症で病院に運ばれた人は全国で4063人に上り、このうち半数以上が65歳以上の高齢者だそうです。
この地方では、連日のように夕方になると激しい雷雨に見舞われますが、猛暑日と熱帯夜は続いています。
本日のカルチャーセンターでの 「書」 の練習にも、帽子とペットボトルは欠かせません。
その際、先生に習った 「夏の俳句」 が爽やかでした。
夏の蝶 こぼるゝごとく かぜの中 原 石鼎 (はら せきてい)
ある夏の日、作者は、蝶たちが風に吹かれて宙に舞っているのを目にします。 その姿がまるで花びらがヒラヒラとこぼれる(散る)ようで美しかったのです。
遠い昔、そんな光景を見たような気がします。
先生のお手本が素晴らしいので、それらしく書けました。さらに精進を重ねます。
わずか17文字(音)で表現された爽やかな情景が、現実の 「蒸し暑い夏」 を和らげてくれました。
俳句で涼をとるのも粋なものです。
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