梅雨にも負けず/風刺画と神託
佐藤正明氏の風刺画と文を紹介します。
「梅雨にも負けず」
「辞め」にも負けず カネには負けて
都議にもマスコミの熱さにも負けぬ
丈夫なメンタルを持ち
日ごと回転ずしとイタリアンを食べ
あらゆるものを自分で
勘定し
東に病気の自分あれば
行って温泉に入れてやり
西に疲れた妻あれば
行ってホテルに泊めてやり
みんなにせこいぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にはされて
そういうものに私はなった
さて、美術に造詣の深いM知事ですから、東京国立博物館で開催中 (4/12~6/19) の 「黄金のアフガニスタン」展には、公用車で行かれたことと思います。
主要展示品の中に、ギリシャ語刻銘付石碑台座があります。
神より告げられた人生訓が刻まれたとされる台座には何と書かれていたのでしょうか。
デルフォイの神託
「幼きものは行儀よき者となり
青年とならば 自制知る者となり
壮年とならば 正義知る者となり
老年とならば 良き助言者となれ
されば汝、悔なき死をえん」
前田耕作「グレコ・バクトリア王国の美術」前田耕作、田辺勝美編『世界美術大全集』
東洋編15・中央アジア15、121-126頁、小学館、1999年による(黄金のアフガニスタン展公式サイトより)
連日のように、テレビではどうでも良い 「不倫報道」 と、 「謝罪会見」 を流し続けています。
そのせいで、今世紀最大のリークである 「パナマ文書」 や、A大臣賄賂スキャンダル、五輪招致疑惑などの重大事件が陰に隠れてしまいました。
その方が都合が良い人がいるとは思いますが、「不倫」 と 「謝罪」 一色の日本のテレビは世界の恥です。
自公はM知事を見捨てました。参院選が間近にあるからです。都民(世論)を敵に回すことは出来ません。
今さらギリシャの人生訓を見習えとは言いませんが、もうこれ以上 「悔いの残る人生」 を選択されませんよう切に願っています。
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