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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年6月12日 (日)

水の上にて歌える/宇野功芳氏亡くなる

音楽評論家で指揮者の宇野功芳(うの こうほう)氏が亡くなりました。享年86歳。

歴史的指揮者の、ワルター、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュなどを高く評価する一方、カラヤンには概ね批判的でした。

朝比奈隆を評価しましたが、小澤征爾氏のエロイカについては、「 人気は高いが、味のうすいアサヒ・スーパー・ドライのよう 」 と、辛口の批評を展開しました。

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当時は、クラシックレコードの新譜が発売されると、レコード会社の主催で 「試聴会」 が催されることが多く、宇野功芳氏の解説を、何度も聞く機会に恵まれたことは良き思い出です。

クラシックの名曲・名盤の解説など、多くの著書を残しましたが、指揮者としても精力的に活躍して、ベートーヴェンやブラームスなどの名演(迷演)を残しました。

その独特の解釈には賛否両論があったものの、信奉者も多く存在しました(私もその一人かも知れません)。

 

※参考 演奏は壊れていますが、音楽のうねりとエネルギーは感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=ECkVKuuGFZk (リンク切れはご容赦下さい)


追悼の意味で、20年以上も前に買った彼のCDを聴くことにしました。

心の四季~功芳の女声合唱 (PCCL-00223)

心の四季~功芳の女声合唱CD(中古のみ)

 

幻のコンサートふたたび CD

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どの曲も感情が込められた演奏で素晴らしいのですが、シューベルトの 「水の上にて歌える」 ( 宇野道義・長谷敬三作詞/宇野功芳編曲/宮下恵美Pf )が、この上なく美しく歌われています。

 

※参考 同曲をピアノとチェロで演奏した動画を見つけました。 https://www.youtube.com/watch?v=mCBPRmt_al8

 

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