一億総下向き病
連日行われる 「謝罪会見」 や 「釈明(言い訳)会見」 。 公共の電波は、これらの会見に乗っ取られて(ジャックされて)しまったのでしょうか。
パターンは同じで、先ずは深々と頭を下げ謝罪し、あとは原稿に目を落として釈明する。
記者席には、ノートパソコンがズラリと並んで、記者の多くは下を向いてキーボードを叩いています。 会見場は誰もが 「下向き」 に見えます。
パソコンとスマホの普及で、私たちは 「下向き生活」 が習慣になったようです。家庭でも、電車の中でも、「下向き生活」 が当たり前の世の中です。
銀行のATMも下向きで操作しなければなりませんし、高齢者は(転ばないように)常に下を向いて歩かなければなりません。
病院へ行っても、電子カルテの導入で、医師は患者と向き合う時間が少なくなり、下を向いてキーボードを操作することが多くなりました。
そう言えば、私の場合ですが、コンサートも2階席や3階席から見下ろすことが多くなりました。
もう完全に 「下向き生活」 です!
脳神経外科医の松井孝嘉医師は、著書 「体の病気も心の病気も首で治る」(サンマーク出版)の中で、多くの体調不良の原因は、「下向き生活」 にあると指摘しています。
日常の 「下向き生活」 によって 「首のコリ」 が進行し、自律神経を圧迫して、様々な心身の病気を引き起こしていると言うのです。
「上向き生活」 を心がけることで、「首のコリ」 は解消して、つらい症状も改善するそうです。
そう聞いた以上、これからは 「上向き生活」 を意識しようと思い、先ほど夜空を眺めましたら・・・
-- 雲の切れ目から、美しい上弦の月が見えました --
「上向き生活」 を心がけて、「下向き病」 を治しましょう!
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