卯月 この気もちはなんだろう
4月に入りました。
ご存知の通り、4月の旧名 (陰暦名称) を 「卯月(うづき)」 と言います。
一般的には、卯の花(ウツギの花)が咲く季節から 「卯月」 と言うようです。
4月、待ちに待った春本番ですが、どこか心が落ち着かないのは何故でしょうか。
「この気もちはなんだろう~」 で始まる谷川俊太郎の詩 「春に」 の旋律が浮かびました。
「春 に」 谷川俊太郎作詞 木下牧子作曲 (合唱曲)
この気もちはなんだろう
この気もちはなんだろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地からあしのうらを伝わって
この気もちはなんだろう
この気もちはなんだろう
ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ
声にならないさけびとなって こみあげる
この気もちはなんだろう
枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく
よろこびだ しかしかなしみでもある
いらだちだ しかもやすらぎがある
あこがれだ そしていかりがかくれている
心のダムにせきとめられ
よどみ渦まきせめぎあい
いま あふれようとする
この気もちはなんだろう
この気もちはなんだろう
あの空のあの青に手をひたしたい
まだ会ったことのないすべての人と
会ってみたい話してみたい
あしたとあさってが一度にくるといい
ぼくはもどかしい
地平線のかなたへと歩きつづけたい
そのくせこの草の上でじっとしていたい
(大声でだれかを呼びたい)
(そのくせひとりで黙っていたい)
声にならないさけびとなって こみあげる
この気もちはなんだろう
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