日本ぱちんこ部品のTVCMとクラシック
最近、クラシック音楽を使用したユニークなテレビCMを見つけました。
「日本ぱちんこ部品株式会社」 と言う聞きなれない会社のCMです。
TVCM コンダクター編
明らかにベートーヴェンらしき人物が指揮をしていますが、曲は 「新世界」(ドヴォルザーク作曲)です。言うまでもなく「新世界」はベートーヴェンの死後作られた曲です。
このCMはここで見れます ↓
https://www.youtube.com/watch?v=HNLIRcuO6W8
まあ固いことは抜きにして、もう一つは 「ボレロ」(ラヴェル作曲)が使用されています。巨大なイチゴとは何の関係もありません。
TVCM ビッグストロベリー編
このCMは ↓
https://www.youtube.com/watch?v=8CsWwjQbsHs
実際にCMを見てみると、ベートーヴェンが 「新世界」 を指揮していても何の 「違和感」 もありませんし、巨大なイチゴのバックに 「ボレロ」 が流れていても 「不自然さ」 はありません。
その自由な発想が、このCMの面白いところかも知れません。CMの最後に 「超発想企業 日本ぱちんこ部品」 と流れますが、その通りの企業のようです。
頭を柔軟にできないところがクラシックファンの悪い癖です。このCMには参りました。
ただ、この会社の取引先(ユーザー)は、遊技機メーカーやパチンコ店(ホール)のはずです。テレビでCMを流す意味があるのでしょうか。超発想の頭で考えてみることにします・・・。
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