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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年1月24日 (日)

日本の進路を決める参院選まで半年!

当ブログは政治は好みませんが、政治と生活は切り離せません。言うまでもなく、政治は私たちの人生に深く関わっています。無関心ではいられないのです。

その日本の進路を決める大事な参議院選挙(2016年7月10、17、24日のいずれか)が近づいていますが、世論は何故か盛り上がっていません。

そこで、国論を二分した安保法制の可決成立から4か月経った今、敢えて私見を披歴することにしました。

■ この国はどこへ向かっているのか?

戦後70年の昨年、日本の安全保障政策は大きく方向転換しました。違憲が濃厚とされた 「安保法案」 は強行に可決されました。

新規制基準に合格したとして、川内原発が再稼働しました。事故が起きた際の責任の所在は不明確のままです。

一方で、GDP600兆円、一億総活躍社会などのアドバルーンが上がりましたが、実感のないキャッチフレーズに国民は戸惑っています。格差社会は増大し、子供や老人の貧困は社会問題になっています。

不透明な経済の先行きの中で、消費税は10%に増税されようとしています。防衛費は初めて5兆円を突破しました(平成28年度予算案)

一連の動きは、日本の進路に暗い影を落としているように思えてなりません。 「亡国のシナリオ」 が進行しているように思えてなりません。ネガティブに考えるのは私だけでしょうか、もちろん、単なる危惧に終わってくれることを願うばかりですが・・・

安保法が3月にも施行されれば、 自衛、後方支援、国際平和と言う 「美名」 の名のもとに海外へ派兵される自衛隊は限定的とはいえ武器使用が可能となります。 

駆けつけ警護や後方支援であっても、他国との武力衝突・紛争のリスクは避けられません。日本国内もテロの脅威にさらされるかも知れません。

さらに、集団的自衛権の行使容認で、他国の戦争に巻き込まれる恐れも生じています。

そして、参議院選挙の後には、「憲法改正」 が待ち構えています。野党の結束がない今の政治情勢を考えると、選挙の結果次第では現実味を帯びて来るでしょう。

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このような日本の方向性に不安を感じない人はいるのでしょうか?

310万人の犠牲の上に立てた 「不戦の誓い」 と 「恒久平和」 。 そのことに思いを馳せるのは、戦争経験者ばかりではありません。

今、若者や主婦が危機感を募らせています。日本はどこへ向かっているのでしょう?


■ 逃げられない国民

日本に生まれた以上、私たちは日本から逃げ出すことはできません。海外に移住することは現実には不可能です。

ですから、日本の進路がどんな危険な道であっても、国民は運命共同体なのです。

そのことは、戦前の日本人が経験しました。誰も運命に逆らうことは出来ませんでした。

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だからこそ為政者は、正しい道を選択しなければなりません。安全で平和な道を探して、国民に知らしめる責任があります。もし過ちを繰り返したら、310万人の犠牲者に申し開きができません。

立憲主義を否定し、解釈改憲で暴走する車を止めるのは容易なことではないでしょう。国会前のデモも、安保法制を止めることは出来ませんでした。

ただ、選挙行動が、主権者たる国民の大きな武器に成り得ます。もし、衆参同日選挙になれば、半年後の選挙は、日本の将来を決める大転換点になるでしょう。

どの政党を選ぶか、誰に投票するか、この半年かけて熟考したいものです。





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