2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 戦後70年慰霊の旅 その参  沈黙を破る手紙 | トップページ | 2015年 クラシック音楽界10大ニュース »

2015年12月28日 (月)

あがたゆりえリサイタル ほか  毎日が音楽と共に 12月②

12/13 第4回 あがたゆりえ ピアノリサイタル ~時を奏でるピアノの旋律~

個人的に応援しているピアニスト縣友里恵さんのリサイタルは、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、シューマン、チャイコフスキーと、通常の1,5倍ほどのプログラムに挑戦して見事に弾き切りました。

作曲家の個性や年代の違いを良くとらえた演奏が光りましたが、特にチャイコフスキーの 「四季」 全曲は、自然豊かなロシアの一年を鋭い感性と温かな眼差しで表現して、会場を魅了しました。

アンコールの 「トロイメライ」 と、「花は咲く (縣友里恵編曲)」 を聴いた時点で、開演から2時間半が経っていました。本当にお疲れさまでした。

Dscn15991_2

12/18 名古屋室内管弦楽団第5回定期演奏会 
(しらかわホール)

第15回ショパン国際ピアノコンクールで第4位に輝いた関本昌平と、国内外で活躍中のピアニスト前田祐里による、プーランクの2台ピアノのための協奏曲ニ短調と、ビゼーの交響曲第1番ハ長調、フォーレのパヴァ―ヌを聴きました。

オールフランスものでしたが、生では滅多に聴けないプーランクが興味深く楽しめました。ビゼー1番の2楽章は何度聴いてもオーボエの旋律に癒されます。まだ若々しいオケですが、実力は十分のようです。期待したいと思います。

E0c0d5_96768f21b10d4f8dba315bca87_3


12/21 歌で四季をめぐる  横山奈央子(Sp)、野口夏菜(Pf)  
(宗次ホール)

新進気鋭のソプラノ歌手 横山奈央子さんと、ピアニストの野口夏菜さんのランチタイムコンサートに出掛けました。

横山さんは、良く知られた日本歌曲からオペラアリアまで、丁寧な表現、きめの細かい美しいソプラノで披露してくれました。

愛らしい可憐な歌唱は、時代が求めています。大いに羽ばたいて欲しいものです。

Dscn16071


12・25 キエフ国立フィルハーモニー交響楽団 with 大谷康子  (愛知芸文コンサートホール)

先日の東京公演(サントリーホール)では、皇后美智子様がご臨席になったそうです。音楽ファンなら嬉しいプログラムは、メンチャイ(メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲)。いわゆる二大ヴァイオリン協奏曲です。

ヴァイオリニスト大谷康子のデビュー40周年記念のコンサート、名古屋ゆかりの大谷さんだけあって会場1,2階は、ほぼ満席でした。

少し歌いすぎかも知れませんが、振幅が大きくたっぷりした音楽は、やはり 「歌うヴァイオリニスト」 に相応しく、ストラディバリウスの華麗な音色を得て、豊かに響き渡りました。

アンコールは、スラブ舞曲第1集8番、さすがスラブ最高峰といわれたウクライナのオーケストラです。ややテンションの低かった前半の演奏をはね返す素晴らしいアンコールでした。

151225_2

« 戦後70年慰霊の旅 その参  沈黙を破る手紙 | トップページ | 2015年 クラシック音楽界10大ニュース »

音楽」カテゴリの記事