毎日が音楽と共に 12月①
12月に入り、地元のコンサートに通う機会が増えています。これだけ多いと、同じ日に重なることもあり、せっかくお誘いを受けても、行けないコンサートも多々ありました。
今回は邦楽が中心でしたが、特に「大正琴」グループの演奏は、4声のアンサンブルが良く揃って、音楽的な表現に優れ、従来のイメージとは違って、とてもお洒落な演奏が印象的でした。
同じランチタイムコンサート、11月30日「憂愁の町~美しかれ悲しかれ」 で聴いた本田有輝さんの哲学的な余韻が残っていましたが、この日は、はじけるようなパワーに圧倒されました。
音楽性、集中力、精神性など、どれを取っても一人前の音楽家の素質充分の5人の演奏でした。
次々生まれる新しい才能、しかし、その才能を受け入れるだけのステージが現状の音楽界にあるのでしょうか。
これほどの才能が眠ることなく、新しい音楽シーンが創造される社会の到来を夢見て、会場をあとにしました。
この日は、コンサート二本立てでしたが、開演時間が違えば可能です。
先日、ツィゴイネルワイゼンコンクールの初代1位に輝いたヴァイオリニスト篠原悠那さんのソロリサイタルを聴きました。
グリーグのヴァイオリンソナタから、サン=サーンス、クライスラー、チャイコフスキーなど盛り沢山のプログラムでしたが、情熱的な演奏に大きな声援が送られていました。
人気のアニメ 「四月は君の嘘」 は映画化され、2016年公開が決まっていますが、宮園かをりのモデルアーティストを担当している篠原さんの益々の活躍が期待されます。
ジャパン・アーツ 篠原悠那サイト
地元の新聞社の本社ビルで、月数回行われているロビコンに行って来ました。( Pf=卯野杏実さん )
午後のひと時、無料で音楽が楽しめるとあって、サラリーマンや主婦、親子連れなどに人気です。
このようなコンサートが街に溢れたらどんなに素敵でしょう。
12月後半のコンサート( 12・21ランチタイム、12・25 キエフ国立、12・27第九他)は、次回アップさせていただきます。
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