40年ぶりの自動車学校
最近多い高齢者による事故---。 私はまだ高齢者(65歳以上)ではありませんが、地域の交通安全協会の依頼もあり、「高齢運転者実技講習」 を受けました。
40数年ぶりに教習車に乗って自動車学校のコースを走りましたが、助手席に指導教官が乗っているので、少し緊張します。
S字やクランク、坂道発進、危険回避、急ブレーキなど、10項目をチェックされましたが、無事合格となり安心しました。
高齢者の事故は憂慮すべきことですが、交通事故の原因は他にもたくさんあるのではないでしょうか。
経験から言って、最近の道路はストレスが多過ぎます。
やたら信号機が多い、その信号機が連動していない、道路工事が多い、標識が分かりにくい、路上に停車、マイペースで走る車が増えた、交通マナーの悪い車(危険な追い越しや割り込み等)の増加 、さらに、立体交差や踏切高架などが進んでいません。
以上のような理由で、道路は常に渋滞しています→ ドライバーはイライラが募ります。
また、右左折時にウインカーを出さない、左折時に右へふくらませて曲がる、トンネル内無灯火なども増えています。前照灯の不適切な操作も問題です。 (前照灯は、夜間はハイビームが基本です)
要は、交通違反の点数や反則金に関わる行為(飲酒運転やスピード違反等)は減っていても、運転マナー全体は低下しているのです。
スムーズに流れない道路と交通マナーの低下が、ドライバ―のストレスになっています。交通事故を減らす道は多角的に考えるべきでしょう。
高齢者の安全講習と平行して、道路環境の整備、交通マナーの改善を図ることが急務だと考えます。
« 日本は文化大国か? | トップページ | 歎異抄を学んで/増える知識と消える記憶 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- チャイコフスキーコンクール国別出場者(2023.06.18)
- 書を再開しました(2023.05.14)
- チャイコフスキーコンクール に ウクライナが参加 ?(2023.05.01)
- テロメアとは(2022.07.26)
- 東洋文庫ミュージアムへ行く(2022.07.19)