日本は文化大国か?
ふと考えました。
日本は 「経済大国」 でしょうか? それとも最近は 「軍事大国」 でしょうか? 高齢化が進んで 「老人大国」 でしょうか? 2020年東京オリンピックを控えて 「スポーツ大国」 になろうとしているのでしょうか?
実は、世界的にも稀な 「文化大国」 の一面もあるのではないでしょうか。
音楽だけ見ても、首都圏から地方都市まで、毎日おびただしい数のコンサートが開かれています。世界中から来日する一流アーティストや国内の演奏家によるコンサートは数え切れません。
秋の音楽シーズン、地方に住む私でも、2~3日おきに地元のコンサートに出掛けています。 (手帖を見てみると・・・)
10月25日 創作オペラ 「宗春」 を見て以来、10/28 ティム父子(チェロ)神無月コンサート、11/2 癒しと情熱の旋律、11/3 レジェンドの共演、11/5 ピリス&メネシス デュオリサイタル、11/8 第九演奏会、11/10 大久保理紗 帰国記念リサイタル
そして、これからも続きます。
11/15 市民オケ演奏会、11/20 どうだんつつじコンサート、11/23 ツィゴイネルワイゼンコンクール、11/29 歌の風にのってコンサート、11/30 憂愁の町コンサート、12/2 キャンパスコンサート、12/6 まちかどコンサート、12/12 受賞記念コンサート、12/13 縣友里恵リサイタル、12/19 クリスマスコンサート、12/21 歌で四季をめぐるコンサート、12/22 アトリウムコンサート、12/25 キエフ国立フィル、12/27 第九演奏会
ご存知の通り、2016年問題もあり、首都圏ではコンサート会場が不足していますが、地方でも同様の事態と言えそうです。会場を抑える(予約する)のは至難の業で、抽選にもれたらコンサートは出来ません。
コンサートが多いことは結構ですが、やや供給過剰かも知れません。最近は満席になるコンサートは少なく、どの会場も空席が目立ちます。
コンサートの数が多いことと、文化レベルは比例するのでしょうか? 「文化大国」 とは言いましたが、それは本物でしょうか?
コンサート会場に足を運ぶたびに、そんなことを考えてしまいます。
※当ブログでは、当分の間、個別のコンサート記事をにタイムリーにアップすることが難しい状況です。ご了承ください。
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