韓国 ロッテ会長の文化芸術支援とは
国際コンクールで台頭する 韓国の若手音楽家、その韓国発ニュース(中央日報)は、先日のお家騒動で揺れた ロッテの辛東彬(シン・ドンビン)会長が、私財100億ウォン(約10億円)を投じて、文化芸術分野の社会貢献に取り組むと報じています。
そして、ロッテ文化財団は、2016年10月オープン予定のロッテホール運営を中心にクラシック音楽公演を支援することになりそうです。
ロッテホールは、2018席(又は2036席)のクラシック専用ホールで、韓国初の大型パイプオルガン(パイプ5千本規模)も設置されるとのことです。
ホールの形状も、ヴィンヤード(ブドウ畑)形式と呼ばれるもので、サントリーホールと同じです。座席数もほぼ同じ(サントリーは2006席)、パイプオルガンの本数も同規模(サントリーは5898本)です。
また、ソウルに出来るホールとしては28年ぶりの建設になると言われています。
図解の出典は、「もっと!コリア」http://www.mottokorea.com/mottoKoreaW/Business_list.do?bbsBasketType=R&seq=11080
知りませんでしたが、今まで韓国には、パイプオルガンを備えたクラシックホールがなかったようです。 (どうしても比較してしまいますが、サントリーホールは来年オープン30年です)
国際コンクールでは、韓国発の優秀な音楽家が多く生まれていますが、ロッテグループの支援を受け、韓国のクラシック音楽はさらに発展するのでしょうか。 ロッテ文化財団の今後の動きに注目したいと思います。
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