2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 映画 「無伴奏」 2016年公開へ | トップページ | 日本の夏を仮名(かな)で表す »

2015年8月 1日 (土)

垣間見えた ショパンのこころ 小見山純一コンサート

いつも素敵なコンサートが身近に聴ける幸せを感じています。 この日のコンサートも、そんな幸せな気分に浸ることが出来る心温まるコンサートでした。

小見山 純一 「ショパンの ”こころ” を探して」  (2015・7・30 宗次ランチタイムコンサート)

Epson145 Epson146_2

このコンサートの魅力は、オールショパンプロ。それもショパンの真髄とも言える作品を惜しげもなく選曲したことです。 (相当勇気あるプログラムです:クリックで拡大)

コンサートには、時間が長く感じる場合と、短く感じる場合がありますが、今日のコンサートは、気が付いたら最後の曲でした。

時間を忘れるほど引き込まれていたのでしょうか。 会場の外は、35℃の猛暑でしたが、満席のホール内はショパンの音楽が満ち溢れて別世界のようでした。


さて、小見山さんは 「ショパンのこころ」 を見つけることが出来たのでしょうか?

ショパンの音楽に内包する 祖国ポーランドへの限りない思い、ジョルジュ・サンドとの出会いと破局、そして肺結核による死への予感。

19世紀のポーランド、ウィーン、パリ、そしてマジョルカ島を舞台に波乱に満ちた39年の生涯。

その時々に  「ショパンのこころ」 に去来した万感の思いを、ピアニスト小見山純一は確かに感じ取ってピアノに向かっているようでした。

天を仰ぐしぐさや、 「歌う右手」 と 「語る左手」 の音楽に、ショパンと共鳴し会話する小見山純一の姿がありました。 

演奏から垣間見えた 「ショパンのこころ」 。 ピアニストの誠実な心が読み取った 「ショパンのこころ」 は確かに聴衆に伝わりました。 ありがとうございました。次回はどんな 「ショパンのこころ」 を聴かせてくれるのでしょう・・・


« 映画 「無伴奏」 2016年公開へ | トップページ | 日本の夏を仮名(かな)で表す »

音楽」カテゴリの記事