原発再稼働!九州電力 川内原発1号機
本日(8月11日)10時30分、川 内 原発が再稼働されます。(新基準適合による再稼働第1号)
◆ 福島の事故はまだ収束していません。 今なお11万人の方が避難生活を余儀なくされています。(平成27年6月現在ふくしま復興ステーション調べ)
◆ 再稼働には、国民の半数以上が反対しています。 (毎日新聞最新世論調査 2015・8・8,9によると、反対57%、賛成30%、安倍政権不支持層では反対74%、賛成18%)
◆ 猛暑でも電力は足りています。 経産省が発表した2015年夏の電力需給見通しによると、電力9社合計で、電力予備率は安定水準の7%を上回り、今夏の節電目標は見送られました。
何故、再稼働されるのか分かりませんが・・・
◆ 実は、さらなる再稼働に向けて、現在全国の18の発電所25基で、電力会社の申請に基づき、規制委の審査やヒヤリングが行われています。(事実上、審査に合格したものもあります。) → 原子力規制委員会サイト
国民の反対を押し切ってまで再稼働して、万一事故が起きたら誰が責任を取るのでしょうか?
◆ 総理は、世界で最も厳しい安全基準に対し、原子力規制委員会が 「安全」 と認めた原発は再稼働させるとしています。
◆ しかし、規制委の田中委員長は、新しい規制基準に適合したかどうかの判断であって、「安全」 を保証するものではない、と明言しています。
すなわち、総理も規制委も責任を取る気はありません。もちろん電力会社は重大な過失がない限り責任は取りません。また責任を取る能力がないことは東電を見れば分かります。
それでも原発は再稼働されるのです。
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