戦後70年慰霊の旅 その弐続き
8月下旬、この4月に時間の都合で行けなかった 「東京都慰霊堂」 を訪れました。
この慰霊堂には、関東大震災(1923年)の犠牲者約5万8千人と、東京大空襲(1945年)の犠牲者約10万5千人のご遺骨が安置されています。
(※被災の年を見ると、東京は20年余りの間に、2度も焦土と化した世界でも類を見ない被災地だったのです。)
日本では、全土(200都市超)への無差別空襲で、無辜の市民が50万人~100万人亡くなりました。(数字は諸説あります)
その全ての犠牲者を慰霊する意味で、本年5月に天皇皇后両陛下が、この 「東京都慰霊堂」 を訪れご供花されました。
戦後70年、目覚ましい日本の復興と今日の平和を思う時、先の大戦で亡くなった310万人の御霊に哀悼の意を表するのは、今を生きる私たちの務めです。
静寂に包まれた慰霊堂にて、献灯、献香させていただきました。安らかにお眠りください(合掌)。
今回は、赤坂迎賓館の見学を兼ねて計画しました。 慰霊の旅は、まだ続きます。
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