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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2015年8月17日 (月)

様変わりする盆踊り

8月14日15日、今年も自治会主催の盆踊り大会が盛大に行われました。 この盆踊りは、お囃子が本格的な生演奏で行われるのが 「売り」 です。

音楽はやはり生演奏が一番ですが、CDにしても生演奏にしても、盆踊りのような戸外の行事は、スピーカーで拡声しますから、付近の住民にどうしても迷惑をかけてしまいます。

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盆踊りの起源は平安~室町時代と言われ、ご先祖の霊を供養する行事として今日に伝わっています。

もちろん、当時は拡声装置はなく、文字通り生演奏でした。 おそらく今より厳かな宗教的行事だったのではないでしょうか。

江戸時代には絶頂を極め、夜通し踊られることもありました。男女の出会いの場でもあったと記録に残っています。 浴衣を着るようになったのは明治以後とのことです。


近年は、伝統的な盆踊りのほかに、民謡風や子供向の踊り(音楽)も増えました。先祖の供養というより、街の一大イベントとして定着しています。


そんな中、産経新聞のニュースで、騒音対策上の風変わりな盆踊りがあることを知りました。

■ 無音盆踊りの登場

愛知県東海市大田町では、踊る人が全員イヤホンを付けて踊る 「無音盆踊り」 が評判のようです。

踊り手はFMラジオなどを持参すれば、100メートル範囲なら受信可能だそうですが、何とも奇抜なアイデアです。

すでに、5,6年前から続けていて、年々参加者は増えているとのこと。今年は、この 「無音盆踊り」 を延400人が楽しんだそうです。

見ている人からすれば、かなり 「不気味な光景」 ですが、踊っている人は 「踊りに没頭できる」 ので評判は上々らしく、このアイデアは近隣住民にも踊り手にも受け入れられているようです。



ただ、私の所属する自治会の盆踊りがもし無音になったらと考えると、やはり淋しくなります。ご先祖は、時代の変化をどう見ていらっしゃるのでしょう。

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