可哀想なチワワちゃんの物語
今回、衆議院で可決された「安保法案」、私の理解が間違っていなければ、その意味するところは次の通りだと思う。
◆ 日本と密接な関係にある他国(同盟国)が武力攻撃され、日本の存立が脅かされる明白な危険が生ずれば、たとえ日本が直接の攻撃を受けていなくても、その国に対し、必要最小限の集団的自衛権による武力行使が出来る。
軍事予算、年間75兆円(ストックホルム国際平和研究所 2014年レポート 1ドル=124円)、兵員157万人の圧倒的な軍事力を誇る 世界最強の米軍が、他国から武力攻撃を受けた際、日本の自衛隊が米軍を支援して、相手を攻撃する。
「Trends in World military expenditure 2014」 より
弱い者を、強い者が助けるなら話は分かるが、世界最強の米軍を、自衛隊が助けるという状況は本当にあり得ることだろうか。
自衛隊には本当に失礼な話しだが、いかに最新鋭の自衛隊でも、単に軍事力だけ比べれば、差は歴然としている。
言ってみれば、米軍がドーベルマンなら、自衛隊はチワワのような存在でしかない。
(画像出典=動物のまとめ速報、アイリスペットどっとコム 両サイトより)
ドーベルマンは攻撃されてもすぐ反撃出来るが、チワワちゃんは重傷を負って、結局はドーベルマンに助けられるだろう。
ああ、可哀想なチワワちゃん。 みんなに愛されてきたチワワちゃんの命運はいかに?
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