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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2015年6月16日 (火)

人生90年時代 内閣府白書推計

12日閣議決定された 「平成27年度版 高齢社会白書」 によれば、日本の65歳以上の高齢者は3300万人となり、総人口に占める割合は過去最高の26%となった。

分かってはいたが、3300万人と聞くと高齢化が現実のものとして見えて来る。

さらに、内閣府の推計によると、女性の平均寿命は2050年に90歳を超えるという。 ついに 「人生90年時代」 の到来であるが、これには少しショックを受けた。 寿命ばかり延びて大丈夫だろうか。

1963年に153人だった100歳人口は、今や6万人、2050年には68万人と推計されている。 100歳が珍しくない時代は、すぐそこに来ている。

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クリックで拡大 平均寿命の推移と将来推計

内閣府 平成27年度版高齢社会白書

しかし、高齢化は先進国を中心に世界中で進んでおり、最近のニュースでは、英国の103歳男性と91歳女性の結婚式が話題になった。

日本でも平均年齢84歳の 「KBG84」 が結成された。 幸せな老後は歓迎すべきである。

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最高齢カップル AFPニュースより               KBG84 スポニチより

一方、先ごろ行われた 日本老年学会のシンポジウムでは、老人の身体能力や健康レベルは、10年~20年前に比べると大幅に向上しており、5年~10年は若返っていると想定した。 (CBnews)

本当に10年も若返ったとしたら人生90年も信ぴょう性がある。

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若返って長生き出来れば言うことはないが、日本経済研究センターの推計値によると、2025年の要介護人口は700万人と見込まれており、やはり健康不安はぬぐいきれない。

各種の情報やデータが次々と発表され、希望と不安が交錯していたが・・・

そんな時、TV番組 「サワコの朝」 を見た。 ゲストは岸恵子(82歳)。 本人は、四捨五入して80歳、その7掛けで56歳のつもりだと言っていたが、本当に56歳位にしか見えない美しさだった。 受け答えもスピーディーで全く歳を感じさせなかった。

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八千草薫も84歳になったが、現役女優として映画 「ゆずり葉の頃」 (写真は初日舞台あいさつ)に出演した。 女優は例外とはいえ大いに見習うべきお二人と言える。


お二人とも、自助努力をされて今日があるとすれば、私たちも他に依存しないで残りの人生を歩まねばならないが、「人生90年時代」 を素直に喜べない 「何か」 が、前途に横たわっているのも現実ではないだろうか。

当ブログでは今後、その 「何か」 にスポットを当てて、考察していく所存である。


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