~ 「音楽寺」 という名前 ~
梅雨の晴れ間、気持ちの良い日曜の朝を迎えました。
愛知県江南市の 「音楽寺(おんがくじ)」 を訪れ、1200本のあじさいの花を観賞してきました。
全国に、「音楽寺」 という名前の寺は、この愛知県江南市と、埼玉県秩父市の二か所しかありません。
秩父市の 「音楽寺」 は、この地に札所を開いた十三人の聖者が、付近の 「松風の音」 を聞いて、「菩薩の音楽」 のように感じたことが由来とされています。
それで、音楽関係者が多く訪れていて、演歌からロック、さらに合唱団などの音楽家が、音楽が上達したり、コンクールで優勝したりするようにと祈願しているとのことです。
しかし、江南市の 「音楽寺」 は、名前は音楽と付いても、「あじさい」 と 「円空仏」 が有名なだけで、名前の由来はハッキリしません。 ただ、美濃の豪族 村国氏 ゆかりの寺院なので、間接的には、各務原市にある芝居小屋 「村国座」 と繋がりがあるようです。
※調べてみても、当時の文献もなく、年代的には説明しづらい点もあり不明でした。
せっかく 「音楽寺」 という名前が付いているのですから、もう少し 「音楽」 を意識した寺院であって欲しいと思うのは私だけでしょうか。
ちなみに、山梨県には音楽関係にご利益のある 「音楽神社」 という名前の神社があるそうです。 (サウンドビレッジ内に平成元年建立)
鳥居の左手に、鍵盤らしきオブジェがあります。(写真は、ブログ おばっちゃんの独り言さんより)
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