比類なきクラフトマンシップ
このところ、機能・デザインともに新しい発想のピアノが発表され、音楽界の話題をさらっています。 ピアノの歴史300年、伝統と革新の中から次代の名器は誕生するのでしょうか。
この程、名門スタインウェイ&サンズ社は、製造番号が600000番となる記念モデルを発表しました。 出典 スタインウェイ・ジャパン(株)(同社プレリリース サイト)
「ザ・フィボナッチ」と名付けられたピアノは、フィボナッチ・スパイラル(螺旋)を採用し、自然界に見られる幾何学模様と流体デザインが特徴です。
設計から完成まで4年、延6千時間を費やしたという 見たことも無い美しいグランドピアノ。 同社の比類なきクラフトマンシップを感じます。
10万台目はスミソニアン博物館に、30万台目はホワイトハウスにあるそうです。そして60万台目は、どこに納入されるのでしょうか。
ちなみに価格は、240万ドルとのこと、日本円にすると、約2億9千万円 (1ドル=122円) になります。 3億円の宝くじが当たったら迷わず買いますが、置き場所がありませんね。
◆ 当ブログ記事(参照)
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