牧水の歌と桃華楽堂
遅々として上達しませんが、書の「調和体」を学んでいます。 それでも、近頃やっと面白く感じられるようになりました。 先生と、教室仲間のお蔭です。
若山牧水の歌集 「路上」 より
「 風ひかり桃のはなびら椎の樹の落葉とまじり庭に散りくる 」
先日訪れた、皇居東御苑内の 「桃華楽堂」 の花桃 (ハナモモ)を思い出しました。 香淳皇后の還暦を記念して建てられた八面体の音楽堂ですが、ちょうど入口の花桃が満開でした。
毎年この時期には、在京の音大生によるコンサートが開かれ、皇族方も鑑賞されます。
音楽がお好きだった香淳皇后がお亡くなりになって早十五年、牧水の歌に込められた一抹の淋しさが、私の脳裏に去来しました。
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