サッカーに見習うべきかも
地元サッカーチームの応援に、すぐ近くのスタジアムまで出かけました。
それにしても、22チーム中 最下位のチームです。 このままでは J 3 降格になってしまいます。 どことは言えませんが、崖っぷちのチームです。 つい応援に力が入ります。
結果は、1-0 で勝ちました! これで21位に浮上しました。 それでも21位ですが・・・。 でも良く頑張ったと思います。 これからも根気よく応援しようと思います。
さて試合中、 目についた小学生の多さ。 よく見ると、みんな首からネームプレートのようなものをぶら下げています。
これは、「 夢パス 」 と言って、小学生限定(県内)の 全試合入場無料パスです。 (ホーム試合のみ)
もちろん、入場料は 協賛企業が負担しているようですが、この制度は素晴らしいと思いました。 将来ある子供たちに、サッカーの魅力を知ってもらい、ファンの予備軍になってもらう。 スポーツ振興の面からも良いアイデアです。
一方、観客動員で苦しんでいる クラシックの音楽会では、学生や高齢者のチケット料金を割引く主催者が増えてきました。
しかし、一般のコンサートでは、無料にするには至っていません。 難しい判断ですが、席を空席で余らせるくらいなら、小学生を無料にして、誰もが気軽にクラシック音楽に親しんでもらう機会を作ったほうがベターなのではないでしょうか。
子供だけで入場するわけではなく、当然、保護者も同伴しますから、チケットも沢山売れるかも知れません。 何よりも、クラシック音楽の振興に寄与すると思います。
もちろん、諸問題はありますが、一考に値する制度です。 高齢化を迎える日本では、次代を担う 子供たちに、文化やスポーツを愛する心を培ってもらうことが大切です。 その方策の一つとして、今回のサッカーの無料パスが、各方面に投げかけた波紋が、大きく広がることを期待します。
« 新垣隆氏 書籍 「音楽という真実」 発売へ | トップページ | 水ぬるむ / 季節を体感しよう »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- チャイコフスキーコンクール国別出場者(2023.06.18)
- 書を再開しました(2023.05.14)
- チャイコフスキーコンクール に ウクライナが参加 ?(2023.05.01)
- テロメアとは(2022.07.26)
- 東洋文庫ミュージアムへ行く(2022.07.19)