砂糖25gまで W H O 新ガイドライン
この度、WHOは成人から子供まで、一日あたりの糖類摂取量を、25g(小さじ6杯)までに抑えるよう、新たなガイドラインを発表しました。 日本WHO協会ニュースリリース
理由は、肥満や虫歯の予防としていますが、25g というのは、美味しい食べ物、飲み物が氾濫している現代社会に於いては、相当難しい目標です。
ちなみに、今までの日本人の摂取量は 66g と言われています。 ガイドラインに従えば、その半分以下にしなければなりません。
どのくらい難しいか、「NAVERまとめ」 の画像を借りて見てみましょう。
各食品に含まれる砂糖が、角砂糖(一個で3g~4g)の個数で分かる画像です。
何と、マックシェイクは角砂糖 30,5個分(約120g)、まるで砂糖を食べているようなものです。これだけで5日分の糖分を取ったことになります。
そして、意外に糖分が多いのは飲料水です。 はちみつレモンは角砂糖19個分(約70g)、スポーツドリンクのポカリスエットでも角砂糖9個分(約30g)、ポカリ1本で1日の摂取量がオーバーしてしまいます。
こうして、知らず知らずのうちに肥満になり、糖尿病や心臓病、リウマチなどの慢性疾患にかかったり、虫歯になって歯医者に通ったりと、何も良いことはありません。
また、ご存知の通り、がん細胞は白砂糖が大好きです。 日頃から、がんのエサはなるべく食べないことです。
甘くて美味しいものに囲まれている日本では、今回のガイドラインの達成は容易ではありませんが、健康のため、意識だけはしっかり持ちたいものです。
追伸?
WHOは、塩分も5g未満に抑えるようにと言っています。要するに、味の薄い食べ物を食べろ、と言っています。タバコはもちろん禁止、アルコールもガイドラインを出して警告しています。WHOの言う通りにしていたら人生面白くないかも知れませんね。
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