團伊玖磨 「夕鶴」 の世界に浸る
お世話になっている 声楽家の篠田弘美 「第10回ソプラノリサイタル 夕鶴」 を観て来ました。
舞台上の篠田さんは、本当に鶴の化身かと思うほど、身のこなしがしなやかで、楚々として美しく、歌唱は祈るように切なく、情感が漂っていました。
音楽チーム( ピアノ、シンセ2台 )の演奏はとても豊かな音楽性で、歌唱を支えていました。
共演の俳優 なみ悟朗さんの人間味ある演技も見ものでした。
満席のお客様と一緒に、すっかり、團伊玖磨 「夕鶴」 の世界に浸ることが出来ました。
縁あって、リハーサルから立ち会わせていただき、制作の過程を見る機会を得ましたが、成功の陰には、この音楽劇に関わる全ての人たちの涙ぐましい努力と、執念に近い思いが存在していることを垣間見ることができ、大変勉強になりました。この場を借りて感謝いたします。
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