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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2015年2月22日 (日)

人々のために~天野浩先生のサイン

2014年、青色発光ダイオード(LED)でノーベル物理学賞を受賞された天野浩先生が、名大構内にある 「 赤崎記念研究館 LED 展示室 」 の案内をしていただけるという夢のような催しが本日開催され、参加させていただきました。

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天野先生の案内で見学した 「赤崎記念研究館 LED 展示室」 は、LED GALLERY の名の通り、青色発光ダイオードの研究開発史を一堂に集めた施設です。

素人には難しい施設でしたが、「我が道、一以て之を貫く」 (赤崎先生の座右の銘)、半世紀にも及ぶLED研究の道のりと、その結晶を垣間見ることが出来て、とても貴重な体験でした。

その機会に、天野先生のサインをいただきました。

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少しミーハーぎみだったと反省しながら帰宅して、天野先生のサインをよく見たら、「人々のために」と書いてありました。

天野先生は、名大工学部の生徒だった頃、ある先生から、「工学部の 『工』 には、人(一)と人(一)をつなげる意味がある」 と教えられ、「 そうか、人と人をつなげて、人の役に立つために勉強することが本当の勉強なんだ。」  と、理解したと言います。

「人のために尽くしたいと思う気持ちをずっと持っていられたので、研究を長く続けることが出来た。」 とも述べておられます。

「人々のために~」、青色発光ダイオードの発明は、あらゆる分野で社会に貢献しました。 人は、人につながっているのです。 人と人をつなげる勉強が学問であり、その気持ちを持ち続けることで偉大な発見につなげることが出来るのです。

天野先生の貴重なサインは、そのことを教えてくれました。 

すべては人々の幸福のために~

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