春の支度
陽光が春めいてきました。
今日は、二十四節気の一つ 「雨水」 です。 「雨水」 とは、雪や氷が解けて雨になって降り注ぐことです。(weblio調べ)
春はそこまでやって来ました。 そこで、書の先生から教えてもらった 素敵な白秋の詩をご紹介します。
どれどれ 春の支度にかかりませう 赤い椿も咲いたぞなもし 白秋
~赤い椿が咲いたぞなもし~ の 「ぞなもし」 は、伊予弁(主に愛媛県の方言)のようです。 優しくて温かみのある方言です。春の訪れを喜ぶ気持ちがやんわりと伝わります。
ただ、夏目漱石なら分かりますが、北原白秋は愛媛県ゆかりの人ではありません。どうして、「ぞなもし」 と結んだのか、これから調べてみようと思います。
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