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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2015年2月10日 (火)

気の毒な処分

最近のニュースで見つけた クラシック愛好家の、少し気の毒な話題です。

名門ウィーン国立歌劇場は、ボックス席の無断利用を繰り返していた男性(63歳)が、警察に逮捕されたと発表しました。

この歌劇場の座席は下記のようになっています。 (にーはお上海さんのブログより)

Img_1

この男性は、最も安い 立ち見席(約1620円)で入場し、その後巧みにボックス席(約18765円)に移動して何食わぬ顔でオペラやコンサートを鑑賞していました。

劇場側の取り締まりを何度も逃れて姿をくらます様子は、まるで「オペラ座の怪人」のようだと、地元のメディアから注目されていたそうです。

20015_2

しかし今月4日のバレエ公演中に、応援に駆け付けた警察によって、遂に謎の男性は手錠をかけられ刑務所行きとなりました。

ウィーン国立歌劇場は、この男性を劇場から永久追放とし、今後の出入りを一切禁止する厳しい処分を決定しました。 

確かに、この男性の行動は問題です。しかし、一生出入り禁止と言うのは、音楽好きの男性にとって、かなり可哀想な気がしないでもありません。

日本でも、たまにS席がガラガラのことがあります。 すると、休憩時間に安い席からS席に移動する客が出てきます。 客席の真ん中がガラガラよりは、埋まっていた方が演奏者も気分が良いでしょう。 

この程度なら許される範囲かも知れませんが、今回のウィーンのケースは、ちょっとやり過ぎたようです。 何でも程度問題だと思いました。

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