日本の大和言葉を美しく話す 本の紹介(No.010)
巷(ちまた)に溢れる、「 チョー 」。 「 チョーむかつく 」 「 チョーやばい 」 等々
巷(ちまた)に溢れる、「 マジ 」。 「 マジかよ!」 「マジうまい!」 等々
日本語が 「 チョー乱れています 」。 「 マジやばいです! 」。
そう思ったら、この本を読みましょう。
「 日本の大和言葉を美しく話す 」 高橋こうじ著 (東邦出版 2014・12月発売 1400円+税)
日本語の単語は大きく分けて、漢語( 中国から来た言葉 )と、外来語( 中国以外から来た言葉 )、そして日本固有の「 大和言葉 」 の3種類になります。
例えば、故郷(こきょう)は漢語ですが、大和言葉では「ふるさと」になります。著者は、唱歌「ふるさと」の歌詞はすべて大和言葉で書かれていると言います。そして、一音一音が先祖たちの感性の投影だと説いています。
うさぎ追いし彼(か)の山 こぶな釣りし彼(か)の川 夢はいまもめぐりて 忘れがたきふるさと
太古の歴史と風土が育んだ日本固有の「大和言葉」。 著者が言うように心に沁みます・・・。 この本には、そんな大和言葉が数多く紹介されています。
大和言葉の魅力を暮らしに取り入れ知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを身につけてみませんか?(本書の帯文より)
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