衆院解散に思う 「やり切れなさ」
勝算がなければ解散するわけがありません。
自民党が勝つのは明らかです。 ただ正確にいえば、勝つのではなく、野党が弱すぎて結果として自民党に票が流れるだけの話しです。
すなわち消去法で野党が消えれば、残るのは自民党ということになります。
ずる賢い自民党と、すり寄る公明党、情けない民主党はじめ弱小野党の選挙戦です。
野党は、急な解散だと批判しますが、準備不足な野党に勝ち目はありません。 と言うより、この2年間 野党は何をやってきたのでしょう。
離合集散を繰り返し、貴重な月日を無駄にしてきただけではないでしょうか。 むしろ、野党に問題があったと言うよりほかありません。 猛省を促したいところです。
さて今回の総選挙には700億円もの税金が使われます。 まだ2年前に700億円使って選挙したばかりです。
しかも、480人もいる衆議院議員に年間350億円もの歳費が掛かっています。 領収書の要らない文書交通費は一人1200万円も払われています。
世界の国会議員報酬比較 ( NEVERまとめ2014・10・02記事より )
日本 2106万円
米国 1357万円
ドイツ 947万円
フランス 877万円
イギリス 802万円
国会議員の定数削減はどうなったのでしょうか? 180人削減すると言っていた「みんなの党」は解党しました。144人削減すると言っていた「日本維新の会」 も 「維新の党」に変わりました。 民主党は80人と言っていましたが何もしていません。 政権を取っている自公ですら、30人と言っていましたが何もしていません。
これでは、「日本の政治に期待を持て」 と言われても無理です。
国民に対し驚くほど不誠実な政治。 それを糾弾しないメディア。 無関心層の拡大。
今回の解散は「やらずぶったくり解散」です!
そして、「野党にも責任があるぞー解散」です!
こうなったら、霊界にいる健さんにカツを入れてもらうしかありません。
「 喝(かーっ)!」
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