2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« Violin & Piano Duo in BonMuu(ボンムウ) | トップページ | 1歳を祝うコンサート in 慎(SHIN) »

2014年11月23日 (日)

3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)を聴く

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席チェリスト ユルンヤーコブ・ティム氏を迎えての、チェロと室内楽のコンサートに出掛けました。 曲目は、ドイツ3大Bの傑作です。

共演者は、ピアノ : 河村義子氏 ヴァイオリン : 天野千恵氏 (2014・11・22 スイトピア音楽堂)

P33

ティム氏のチェロの音色は渋くて甘いです。すなわち一番理想的なチェロの音色です。

演奏は、振幅が大きく スケール感がありますが、同時に深い奥行と陰影を感じさせます。

バッハの無伴奏チェロ組曲の演奏途中に、遅れて来たお客様をゾロゾロ場内に入れたことと、不要な拍手が再三あったことが残念でした。今後の課題だと思います。

しかし演奏は素晴らしいもので、東京の一流ホールでも十分通用する本格的な演奏でした。 ブラームスのチェロソナタ 第2楽章の中間部は素敵でした。 さらに、ベートーヴェン晩年の名曲 「 大公トリオ 」 、名演でした。 特にロマンティックな第3楽章にうっとりしてしまいました。

ピアノの河村義子氏は、音の粒がきれいで格調が高く、ティムさんとの相性がとても良いと思いました。 ヴァイオリンの天野千恵氏も歌心のある素晴らしい奏者です。

アンコールで演奏された「悲愴ソナタ第2楽章(Pトリオ編)」は、天国的な安らぎを覚えました。 心が幸せで満たされて、まさに至福の時間が流れました。 

年に数回あるかないかの、「地方でも聴ける最高のコンサート」が、今日のコンサートだと確信いたします。 素敵な演奏をありがとうございました。

« Violin & Piano Duo in BonMuu(ボンムウ) | トップページ | 1歳を祝うコンサート in 慎(SHIN) »

音楽」カテゴリの記事