絵筆が奏でる色彩のメロディー
近代フランスの画家 ラウル・デュフィの回顧展が、大阪(先のブログ あべのハルカス美術館)、東京に続いて名古屋で開催されています。
色彩の魔術師デュ・フィは、クラシック音楽をモチーフにしたお洒落な作品を数多く描きました。
クロード・ドビュッシーへのオマージュ↑
この絵画の解説によると、デュ・フィは、フランスの名指揮者 シャルル・ミュンシュ氏とも懇意で、氏のリハーサルに熱心に通っていたと書いてありました。
デュ・フィの絵は人物がたくさん登場します。 この絵も、指揮者の動きから、曲はクライマックスのようです。楽しく鑑賞しました。
余談ですが、展覧会場の売店では、デュ・フィのリトグラフ(額入り)が結構売れていました。 平均7万から10万くらいです。 ここだけは景気回復が実感できる不思議な空間でした。
私は絵葉書を買って帰りましたが、それでも音楽や絵画に囲まれる毎日に、とてもご機嫌な今日この頃です。
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