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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年11月 4日 (火)

文化の日に思う

文化の日は、日本の祝日法で 「 自由と平和を愛し、文化をすすめる 」 日、として定められています。

国が、文化を振興する日と定めたのです。

しかし、日本の文化予算は諸外国に比べかなり少ないのが現状です。

以下は、文化庁の委託で野村総合研究所が調査した「諸外国の文化政策に関する調査研究」より、各国の文化予算の比較グラフです。(2012年度資料)

Epson077_2  クリックで拡大して下さい

約100兆円にも及ぶ日本の年間予算のおよそ0,1% わずか1035億円が、日本の文化予算です。(2014年度)

1035億円と言っても、そのうち約650億円は、文化財の保護・継承・補修などに使われます。

実質、文化の振興や人材育成、創造的文化活動には350億しか予算がありません。

日本では、クラシック系の音楽界だけ見ても、多くの音楽家、多くの音楽大学、楽器業界、音楽出版社、地方のコンサートホールなどが経済的に厳しい状況下にあります。


「文化の日」という言葉が、空しく聞こえるのは私だけでしょうか・・・

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