お粗末な政界の泥仕合が早期解散の引き金に?
またしても政治とカネをめぐる問題で、政界は与野党の泥試合となっている。
観劇会に端を発した小渕優子氏の辞任。 うちわを配った松島みどり氏の辞任。
目玉だった女性閣僚のダブル辞任から一週間・・・
今度は、宮沢洋一経産相、有村治子女性活躍相、望月義夫環境相の、不適切な政治資金問題が急浮上。 週刊誌では、西川公也農相にも同様の問題が報じられている。
さらに、江渡防衛相、小里環境副相、大塚国交政務官の名前もあがり、次はだれの番かと戦々恐々の状態である。
攻勢に出る野党も、民主党幹事長の枝野幸男氏に政治資金の収入漏れが見つかり、政界は収拾がつかないほどの混乱に陥っている。
叩けば埃(ほこり)の出る政治家の皆さん、お互いに醜い争いは止めて頂きたいが、この混乱は、意外な展開を見せる可能性が出てきた。
photo 時事通信社
9月に改造したばかりの内閣で、相次ぐ閣僚の不祥事。
安倍政権は局面打開のため、早期解散に打って出るかも知れない。 谷垣幹事長はその可能性を示唆している。
野党が準備不足の今が、早期解散総選挙の好機と見るべきか自民安倍政権は大きな選択を迫られている。 12月にも衆院解散、総選挙があるのか、注視しなければならない。
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